こちらの記事では本部町にある海洋博公園(国営沖縄記念公園)内の施設『熱帯ドリームセンター』の夏休みイベント『ハス乗り体験』について紹介させて頂きます。人間が乗っても沈まない大きなハスの葉。実際に乗ってみた感想も紹介させて頂きます。
熱帯ドリームセンターについて
ハス乗り体験をした感想
熱帯ドリームセンターについて
宜野湾市から高速経由で1時間20分。西原IC〜許田ICだと片道940円(ETC割引)で行けます。
美ら海水族館と同じく海洋博公園(国営沖縄記念公園)内にある施設の1つです。熱帯・亜熱帯の植物が展示されており、遠めにも見える高さ36メートルの遠見台が目印です。常時2,000株以上のランや果樹・観葉植物がスタンバイ。温室の中も歩きますがなかなか湿度は高めなので水筒持参がお勧めです。敷地内は子連れで歩いて所要時間は約60分、じっくり観察しながら歩くと約90分が目安のようでした。
施設情報
開園・閉館時間・休園日
夏季と通常期では閉館時間が異なります。
開館〜閉館時間(入館締切) | ||
---|---|---|
夏期 | 3月〜9月 | 8:30〜19:00(18:30) |
通常期 | 10月〜2月 | 8:30〜17:30(17:00) |
休園日 | 土・日・祝祭日のみ |
施設の地図
利用料金(熱帯ドリームセンター)
2018年(平成30年)4月1日より小人料金を無料としています(試行期間中)。2024年7月時点では未就学児・小学生・中学生が無料になっていました。
一般 | 団体(20名以上) | |||
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大人 (高校生以上) | 小人 (小・中学生) | 大人 (高校生以上) | 小人 (小・中学生) | |
熱帯ドリームセンター | 760円 | 無料 | 550円 | 無料 |
海洋文化館 | 190円 | 無料 | 80円 | 無料 |
無料入館日
熱帯ドリームセンターと海洋文化館は年に何回か無料開放される日があります。元々優しいお値段設定ですが無料開放日に合わせて行くのもお勧めです。
施設 | 日時・対象 | 日時・対象 |
---|---|---|
対象:どなたでも | ||
熱帯ドリームセンター | 2024年4月27日(土) | 対象:65歳以上の方 |
海洋文化館 | 2024年 5月 4日(土) | 2024年9月16日(月) |
(プラネタリウム含む) | 2024年10月12日(土) 13日(日) |
夏休み限定イベント『ハス乗り体験会』について
世界最大級の水草「パラグアイオニバス(Victoria cruziana)」に乗って、水に浮かぶ不思議な体験ができます。こちらの水草はスイレン科の中で最も巨大なハスの仲間でアマゾン流域に自生します。平たい葉の裏面にはするどいトゲと網目になった太い葉脈があり、葉脈の間には空気がたまり、葉を浮かせる構造になっています。
スタッフさんの説明より引用
ハス乗り体験会では実際に「パラグアイオニバス」の葉に乗って池に浮かぶ体験が可能です。ハスの葉の生育状況にもよりますが、条件(体重)をクリアすれば親も一緒に参加可能。ただし子供向け・親子参加型のイベントのため、大人だけ乗るのはNGです。気になる条件(体重)ですが本物のハスの葉とレプリカで耐荷重が異なります。
ハスの葉に乗れるのは体重何キロまで?
ハス乗り体験会自体は無料ですが熱帯ドリームセンターの入館料は必要になります。今回のハス乗り体験イベントは夏休み限定のものだったので既に終了。しかし「パラグアイオニバス」は通年で育てられているので見学は可能です。
『ハス乗り体験会』に参加した感想
4歳・5歳の子供たちも筆者も人生初のハス乗りデビューしました!
「ハス乗り体験会」は受付順の案内のため、特に予約は必要ありません。イベント開催時間内に指定の場所へ。参加人数をスタッフの方に告げ体重測定を行います。耐荷重を考慮すると親も一緒に参加できるのは未就学児〜小学校低学年までの体重になりそうでした。
体験会ではスタッフの方が安全確保のためしっかり付き添いを行います。付き添い方法はなんと入水。池の深さは100〜120センチ程と意外にも深そうでした。乗降のサポートもあるので長女は1人でハスの葉(レプリカ)に乗っていましたがなんとも言えない表情に。筆者は4歳の次女と一緒に乗りましたがプカプカと浮かぶ感じは浮き輪とはまた違うものでした。ハスの葉に乗っている間はスタッフさんが支えて下さるので最後まで安心して乗ることが出来ました。
この記事のまとめ
こちらの記事では海洋博公園(国営沖縄記念公園)内の施設『熱帯ドリームセンター』で体験した『ハス乗り体験』について紹介させて頂きました。毎年開催されているイベントとの事でしたが筆者は来年も参加したいイベントです。ただ体験として終わるのではなく、「なぜこの葉っぱは浮いているのか」「どんな種類の植物があるのか」と子供たちのなぜ?に繋がるきっかけにもなりました。『熱帯ドリームセンター』には定期的に通ってみたいと思います。